ドイツのローカル線を訪ねて in'98秋

98年9月12日 土曜日 くもり

 休みを有効に活用するため、今回も勤務明けで旅行開始です。いったん家に帰りましたが、着替えて用意してあったディパックをかついですぐに飯山満駅へ戻ります。東葉高速線で勝田台へ。京成の特急で成田空港へ。おっと危ない。今回はJALなので空港第2ビルで降りなければ。
 チェックインすると搭乗券と引き替えの上、マイレージの確認。なぜか『お一人様ですね』と聞かれたのが腑に落ちない。パリからフランクフルトまでの搭乗券も一緒に受け取ると、『搭乗口はE70』とのこと。これってもしかしてバス搭乗じゃなかったかな・・・。
 その通りで、13:55発JAL415便パリ行きE70の指示に従うと、サテライトシャトルの乗り場より下に降りてバス搭乗口へ出ました。搭乗のアナウンスがあり、自動改札に私の航空券を通すと『ピンポン』とはねられました。「いやぁーまいったなぁオーバーブッキングだ。」と困っていると、グランドホステスさんが「大変申し訳ありません。エコノミーが満席ですので、こちらでお願いします」と渡してくれた搭乗券にはビジネスクラスの文字が。いゃぁこんな事ってあるものです。バスは、第一ターミナルの方へ走ります。週2便の415便なので駐機場からなのかな。おかげで、生まれて初めて快適な空の旅を楽しみました。サービスはビジネスクラスと同じです。
行きの搭乗券 
 離陸前にグラスでウエルカムシャンパンが、食前酒にはカンパリソーダを飲みながらドライ納豆をつまみます。機内食では、シャブリを飲みながら充実した内容の和食をデザートにコーヒーは、陶器のコーヒーカップです。通常の映画の他に手元の液晶テレビで好きな映画を見れます。スリッパなどアニメティグッツをもらえ、シートは電動で動きます。当然レッグレストやフットレストも。ゆっくりお休みなさい。
 中華粥の朝食を食べて、湯呑みに急須で注いでくれる緑茶を楽しみました。朝食といっても実際はまだ夕方です。
 悪天候のためパリに50分遅れの20:00に到着。着陸の時に機体に雷が落ちたのにはちょっとどうなるのかと思いました。遅れたので、現地係員の先導で、20:15発AF1018便へ急ぎます。入国審査をフリーパスして何とか間に合いました。離陸の際には天候は回復していました。オレンジジュースにチーズとサラミのフランスパンのバゲットサンドをかじっていると、全速力で飛行して、フランクフルトに到着したのは21:50でした。
 空港駅に降りてきたのは22時を回っていました。今日は、明日の都合でマインツまで行かなければいけません。シティカードでキャッシュデスペンサーからドイツマルクを引き出して、明日すんなり使えるように駅の窓口でユーロパスにバリデイトスタンプを押してもらいました。ドイツしかまわらないのになぜユーロパスかって、それは、ジャーマンレールパスは、5/10日間用なので、7日間使用の私は、1等のユーロパスの方が安くなるのです。(現在は)
ユーロパス
 自動券売機で駅員さんにマインツまでの切符の買い方を教えてもらい、どのホームから発車するのか聞くと、今22:13が出たばかりで、次は23:13だという。えっ1時間おきだって。地球の迷い方には確か15分おきって書いてあったのに。確かにもうこんな時間で、今日は土曜日でした。でもなんとかマインツに行けるから良しとしよう。  最終に近いウィス゛バーデン行きに乗車する。皆さんは、こんな時間に決してSバーンなどには乗らないようにして下さい。危険きわまりありません。緊張しながら23:43にマインツに到着。その上全く無謀な旅行なので今夜のホテルを取っていません。さて、ホテルを探さなきゃ。地球の迷い方に載っていたホテルに訪ねると満室とのこと、いゃあ参ったなあと外に出ると同じ建物の右側にも別のKOENIGSHOF HOTELというホテルの入口がありました。ここにアタックするとすんなりシャワートイレ付きで65DMでOKでした。明日の朝が早いのでシャワーに入ってお休みなさい。
9月13日につづく

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